ナイフ（エツナブ）は、洞察力や鋭さを象徴する鋭利の刃やフリントを意味します。
「黒曜石（こくようせき)のナイフ」と呼ばれる「ナイフ（エツナブ)」は、古代マヤでは武器や呪術、医術の道具として利用されていました。
マヤ族はこれを魔よけやお守りとして身につけたり、儀式のときに使用したようです。
また、この石で作った鏡を使い、占いや予言をしていたとも言い伝えられています。
アステカ暦ではテクパトルと呼ばれ、宝飾された影の力を示すフクロウ「チャルチウトトリン」が守護神。
テクパトルの日は試練と苦悩の日、試金石を刻む日とされています。
ナイフの周期に生じやすい事は、異なる複数の問題が対立したり、葛藤が表面化したり、あるいは分裂や闘争を生み出したり、口論や喧嘩が勃発したりと、様々な問題が明るみになることが多いかもしれません。
暗闇のなかに光が輝きを放つように、過酷な試練や逆境は私たちの精神を研ぎ澄ませていき、真に生きる力を強めます。
苦難や崩壊の後には、再生と新たな光が訪れます。
それはこのナイフの守護神がもつ強力な魔術による影響です。
この「ナイフ」がもつエネルギーや特性は、日本の近未来を占う試金石となりましょう。
またナイフのトレセーナは、北の王国からやってきた死の顔を持つ「ミクトランテクウトリ」が時を守護しています。
力強い変容のエネルギーによって、冥界の王から祝福を勝ち取ることも可能です。
心の痛みや悲しみから自らを解放し、鋭いナイフの洞察力や葛藤が取り除かれ、自分を愛する能力を高めるときです。
北の大地からやってくる恐怖や不安に負けないよう精神を安定させ、心身をリラックスさせ、感情を穏やかに心と魂を見張っていくと強い力が自らのなかに充満してきます。
エツナブにあるプラスの力とマイナスの力を知ることで、時の試練にあったとしても必ず調和を保つことができます。
