あなたの内面には「草の神の気質」が存在しています。
ここで言う草とは「薬草」のこと。
マヤでは、薬草は『医術と薬の神』とされ、たいへん崇められています。
草は、普段は特に目立つ存在ではありません。
適応能力が高く、どこにでも生える生命力の強さが草の特徴。
しかし、人が傷ついた時、その命を助けてくれるのは、そんな大地に生えている名もない草からとれる薬なのです。
そして、人の生命を救う薬効を持つ薬草は、本当はたくさん生えている草の中のごく一部の草だけなのです。
あなたも、普段は特別目立つ存在ではありません。
もし目立っているとしても、それは容姿や外見で注目を集めているだけで、あなたの能力が注目されているのではありません。
というのも、一芸に秀でた人間とか他人と極端に違う人間ほど目立つわけですが、あなたはそういうタイプではないからです。
あなたは適応能力が高く、多才な人。
どんな環境や職種にも簡単に馴染んで溶け込んでしまうため、目立つことがないのです。
目立たないということは、高い適応能力と逞しい生命力をもっているということで、立派な才能です。
そんなあなたが能力を発揮するのは、誰か人が困っている時。
あなたは薬草のように、困っている人を見ると放っておけないタイプです。
普段は元気と笑顔だけがとり柄と思われているあなたが、突然真剣な顔で人助けに活躍し出すので周囲の人は驚きます。
そして、あなたへの評価は一変します。
でも、周囲に注目されるのもほんの一時、すぐに春風にそよぐ草のような穏やかな生活にもどります。
平凡な幸せ–それがあなたに相応しい光景です。