納音(なっちん)占いとは?
古くからある日本の占いの中で当たるとよく言われて注目されているのがこの納音(なっちん)占いです。
様々な文化人が納音(なっちん)に由来する名前を付けるなど、日常的に使われていました。
数々の伝説が残る平安時代の陰陽師安倍清明が利用していたことから、この納音(なっちん)占いが持つ力の凄さは理解できるでしょう。
納音(なっちん)ってどんなもの?
納音(なっちん)とは、六十干支を陰陽五行説や中国古代の音韻理論を元にして、生年月日に基づく六十通りの干支を木・火・土・金・水の五行に分類し、さらに形容詞を付けた三十の組み合わせに分類したものを言います。
平安時代の陰陽師安倍清明が使っていた事でも有名で、荻原井泉水、種田山頭火などはこの納音から俳号をつけるなど、古くから日本で広まっていたものです。
納音(なっちん)占いの特徴
三十種類に分かれる納音はそれぞれ異なる意味を持ち、生まれた日の納音はその人の本質に影響を与え、生まれ年の納音は世代的なもの(運命)に影響を与えます。
この組み合わせによってその人の本質を知ることとなり、そこから開運へと導いていくのが納音(なっちん)占いです。
納音(なっちん)占いは、生まれ年および生まれ日の干支に対応する運勢判断法なので、同じように診断をする命占、四柱推命や動物占いなどと同じだけ信頼出来る占いです。
また、何度も出ていますが起源が古く陰陽師阿倍清明が利用していたと書物に残るぐらいのものですから、古くから当たると見られていたことを示しているでしょう。
古いカレンダーには書かれていた古来からの干支(十二支ではなく甲子にはじまり癸亥に終わる十干十二支)の思想が薄れてきている事もあり、やや注目度が下がっているように感じますが、信頼出来る占いです。