尖圭コンジローマはヒトパピローマウィルスによって感染し、感染後３週～３ヶ月ほどで発症します。外陰部や肛門付近、ペニスの先端に白や灰色のいぼのようなものが出来るのが特徴。
尖圭コンジローマをほおっておくとそのイボが増殖し、やがてカリフラワーのようなかたまりになって外科的な切除が必要になってきます。
初期症状の頃には痛みはなく多少の不快感を覚える程度だが、症状が進行して炎症をともなってくると、かゆみ、灼熱感、排尿痛、性交痛、歩行時の痛みなどが起こります。
この尖圭コンジローマの原因となっている「ヒトパピローマウィルス」が子宮頸ガンの原因の一つとも考えられているために早期の治療が必要です。
尖圭コンジローマの検査・治療法
尖圭コンジローマは視診でわかりますが、組織検査などで発見される場合もあります。
尖圭コンジローマの治療法としては、初期段階では軟膏をぬるだけで対応ができますが、大きいイボになってしまった場合は局所麻酔をしてメスで切除、レーザーで焼いて切除などが必要になります。
